混沌の館

 

W21SAに対して、M3000および、Bluetoothアダプター0201NPK接続して試してみた。ただし、0201NPKは、実はG−book専用のBluetoothアダプターである。

それで、結論から言うと使えなかった

M3000からは音が聞こえるが、通話のセッションが開始された瞬間に、W21SA側が音が出て、M3000からは音が聞こえなくなる。問題を起こしたパイオニアAVIC−D9000と同様の挙動をしめしたのである。

メーカーサイドの主張に依れば

au、Sanyo、トヨタの主張

W21SAに対して、Bluetoothアダプター0201NPKおよびG−bookの組み合わせでは問題なく動作する

パイオニアの主張

W21SAおよびAVIC−D9000の組み合わせでは動作しない。しかし、W21SAおよび、最新機種AVIC-ZH900MDなどの組み合わせでは問題なく動作する。

M3000輸入代理店の主張

auの一般の端末(機種不確定)対して、M3000および、Bluetoothアダプター0201NPKの組み合わせでは問題なく動作する。

 

しかし、W21SAに対して、M3000および、Bluetoothアダプター0201NPK接続すると、ハンズフリー端末としては使えないのである。というか、音はすれども、ハンズフリーとして使えない。(どう使えないのかは、ページ末を参照ください)おしー。おしすぎる。まぁ、Bluetoothアダプター0201NPKをBluetoothアダプターではなく、G−Book専用として販売しているところからアヤシいわけで、承知の上のこととはいえ、がっかりである。W21SAの動作として見ると、発信/受信のモードから通話のモードに切り替わる際に、いったんセッション内容が「音声」か「データ」かの判断をして、「音声」の場合再度、出力先を切り替える操作をしており、その際、外部デバイス側を正しく認識しないように思われる。電話を切れば、再びハンズフリー側から音が聞こえるのだから悔しい。

さて、考えてみると電話が、”会話”をする道具からより幅広い通信をする道具に切り替わることにより混沌が始まった。ついで、携帯は、単純なサウンド出力一つに、状況に応じた出力先を選択しなければならない。

通話用スピーカー/マイク、内蔵スピーカー、イヤホン/ヘッドホン、外部コネクター

それに対して、

内蔵カメラのシャッター音、内蔵FMチューナー、着メロなど着信音、内蔵コンテンツの再生音、そして音声通話

 

マナーモードがオフでイヤホンがささっているときに、着メロはどこから音を出せば良いのか? スピーカ?イヤホン?それとも、ハンズフリー端末?

 

 

ベルが鳴る。電話に出る。ただそれだけでよかった

でもベルは何処で鳴ればいいのか。言葉は誰に伝えればいいのか。

それがまだ思い出せない

もう伝えたい言葉も忘れてしまったというのに

 

なんてね。

W21SAに対して、M3000および、Bluetoothアダプター0201NPK接続した場合の動作詳細。

0.ペアリングは問題なく終了します。0201NPKと、M3000は、相互に認証します。

1.M3000の電源をいれ、W21SAに0201NPKを刺してしばらくたっても相互に0201NPKが認識した状態になりません。

2.M3000の「TALK」ボタンを押すと数秒して、0201NPKのグリーンランプが常時点灯した状態になります。(0201NPKのSETボタンを押しても、認識しません)

3.この状態で、W21SA側で音を出す操作(内蔵コンテンツの再生、通話ボタンを押すなど)をしても、W21SA、M3000の双方から音が出ない状態にになってます。

4.3の状態の時、W21SAから発信を行い、発信中にM3000側で「TALK」ボタンを押すと、M3000から音が聞こえるようになります。

 4.1 この際、「TALK」ボタンを押した際に、ピッ、という確認音、音が聞こえるようになる前にピピポという確認音が聞こえます。「TALK」ボタンを押した際の動作は、HANG−UP動作であり、通話が終了します。

 

4.3の操作以降M3000側から音が聞こえるようになります。以下、その状態にて。

 

 着信操作

5.電話を着信すると、呼び出し音がM3000から聞こえます。

 5.1 W21SA側の着信ボタンを押すと、電話を受けた状態になり、W21SA側から音が出るように切りかわります。

 5.2 M3000の「TALK」ボタンを押すとW21SAで電話を受けた状態にならず、W21SAから呼び出し音が聞こえる状態になる場合があります。

 5.3 5.2の W21SAから呼び出し音が聞こえる状態で、再度M3000のTALKボタンを押すと、電話をとった状態になります。ただし、音声はW21SA側から聞こえる状態です。

 5.4 さらに、「TALK」ボタンを押すと、ハングアップ動作をし、通話が終了します。

 この間、0201NPKのSETボタンを押しても、切り替わる動作はしません。

 発信操作

6.M3000からTALKボタンを押しても、発信READYになりません。また、二度押しを行ってもリダイアルを行いません。

7.「117(時報)」などにW21SA側からダイアルし、発信を行います。この際、M3000から時報の音が聞こえた瞬間(通話セッション開始した瞬間)に、W21SA側に移り、W21SAから時報が聞こえる状態になります。

 7.1 W21SAから時報が聞こえる状態で、M3000の「TALK」ボタンを押すと電話が切れます。

 7.1 W21SAから時報が聞こえる状態で、0201NPKの「SET」ボタンを、10秒程度の長押ししても、なんら変化がありません。

 

追記 11/27 意地 の追記参照のこと

 

番外

W21SAにはFMチューナー機能がついています。この音声出力先は、スピーカー/イヤホンと切り替えることが出来ます。しかし、Bluetoothアダプター0201NPKを差すと、出力先の設定がどちらになっているかにかかわらず、単に、どちらからも音が出なくなります。他の音がM3000から出ている場合であってもです。